化石
- 2020.07.28
- 大地の変化
前回の単元
今回の内容は前項「堆積岩の形成」の続きです。

はるか

堆積岩の形成 ここがポイント

Haru_You
昔の生物の死骸や、その足跡みたいな生活の痕跡も、地層の中から化石として出土することがある。
ただ、化石というとキョウリュウやマンモスみたいな古代生物をイメージしがちだけど、たとえばシジミみたいな、今も存在する身近な生物の化石も大事なんだ。
ただ、化石というとキョウリュウやマンモスみたいな古代生物をイメージしがちだけど、たとえばシジミみたいな、今も存在する身近な生物の化石も大事なんだ。
シジミなんて珍しくもないじゃん、味噌汁にいっぱい入ってる。

はるか

Haru_You
でも、シジミの化石が出土すれば、その地層は昔シジミの生息できる環境、海水と淡水のまざる汽水域だったことがわかるんだ。
このように、当時の環境を知ることができる化石を示相化石という。
今も存在する生物の化石が、示相化石だね。
昔の生物の化石は珍しいだけで役に立たないのかな?

はるか

Haru_You
いや、例えばキョウリュウなら、中生代に栄えた生物だから、その地層が中生代のものだとわかる。
そんなふうに、地層の年代を特定できる化石を示準化石という。
今は絶滅した生物の化石が、示準化石だね。
そんなふうに、地層の年代を特定できる化石を示準化石という。
今は絶滅した生物の化石が、示準化石だね。
示相化石は名前見ればどんな環境かわかるけど、示準化石は覚えておかないとダメかな。

はるか

Haru_You
そうだね、ある程度名前や外見を見て、対応する地質時代を答えられるように覚えておく必要があるね。
間違えやすいのは、いかにも古代生物っぽいキョウリュウやアンモナイトが古生代じゃなくて中生代ってところだね。
間違えやすいのは、いかにも古代生物っぽいキョウリュウやアンモナイトが古生代じゃなくて中生代ってところだね。
Point!
堆積岩の形成
・シジミやサンゴなど、現在も生息する生物の化石を示相化石といい、当時の環境を知るてがかりになる
・キョウリュウやアンモナイトなど、現在は存在しない生物の化石を示準化石といい、地質年代を知る手がかりになる