地震の規模と原因
- 2020.07.26
- 大地の変化
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今回の内容は前項「地震の発生」の続きです。

はるか

地震の発生 ここがポイント

Haru_You
ある地点での地震の揺れの大きさを示す指標が震度で、0〜7まで10段階に分けている。
7までで10段階になるのは、震度5と6が震度5弱・震度5強・震度6弱・震度6強に分けられているからだね。
でも震度は場所によって異なるから、地震自体のエネルギーの大きさとは比例しないね。
そこで、地震の規模を表すにはマグニチュード(M)という単位をつかうんだ。
7までで10段階になるのは、震度5と6が震度5弱・震度5強・震度6弱・震度6強に分けられているからだね。
でも震度は場所によって異なるから、地震自体のエネルギーの大きさとは比例しないね。
そこで、地震の規模を表すにはマグニチュード(M)という単位をつかうんだ。
地震速報のニュースでも言うよね、地震の規模を表すマグニチュードは、って

はるか

Haru_You
マグニチュードが小さくても、震源が浅かったり地盤が弱かったりすると震度は大きくなるからね。
で、マグニチュードが1違うと地震の規模は約32倍、2違うと32×32で約1000倍大きくなるんだよ。
そしたらM5とM9では、1000×1000=100000倍のエネルギーになるんだね。

はるか

Haru_You
マグニチュード5でも、内陸が震源なら震度5近くなる大きな地震になるけど、東北地方太平洋沖地震はマグニチュード9.0だったからね。
いかにとんでもない規模の地震だったかわかるでしょ。
いかにとんでもない規模の地震だったかわかるでしょ。
そういう大きな地震はどういうしくみで発生するの?

はるか

Haru_You
地球の表面、地殻は15枚のプレートとよばれる板でできているんだけど、このプレートは地球内部のマントルの対流で動いているんだ。
で、海洋プレートは大陸プレートにぶつかって沈み込むんだけど、そのときに大陸プレートを引っ張るから、そのゆがみが限界に達したときにプレートの境界が破壊され、元に戻る力で地震が起こるんだ。
これを海溝型地震というよ。
で、海洋プレートは大陸プレートにぶつかって沈み込むんだけど、そのときに大陸プレートを引っ張るから、そのゆがみが限界に達したときにプレートの境界が破壊され、元に戻る力で地震が起こるんだ。
これを海溝型地震というよ。
東日本大震災はその海溝型地震だったの?

はるか

Haru_You
うん、日本の周りには北米、太平洋、ユーラシア、フィリピン海の4枚のプレートが集まっていて、どのプレートも数百年おきに大地震を繰り返しているんだ。
いっぽう、熊本地震や兵庫県南部地震なんかは内陸型地震といって、地下の活断層が破壊されて起きたものだね。
いっぽう、熊本地震や兵庫県南部地震なんかは内陸型地震といって、地下の活断層が破壊されて起きたものだね。
Point!
地震の規模と原因
・地震の揺れの大きさは0〜7の10段階の震度で表し、地震の規模はマグニチュードで表す
・マグニチュードが1大きくなると、地震のエネルギーは32倍になる
・海洋プレートが大陸プレートを引っ張り、元に戻る力で発生する海溝型地震と、地下の活断層が破壊されて起こる内陸型地震がある
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はるか
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