酸・アルカリとイオン

前回の単元

今回の内容は前項「酸性・アルカリ性」の続きです。

酸性・アルカリ性

はるか
はるか

酸・アルカリとイオン ここがポイント

Haru_You
Haru_You
酸性、アルカリ性の水溶液はすべて電気を通す電解質水溶液なんだ。
言い換えれば、水に溶けて酸性・アルカリ性を示す物質は全て電解質ってことだね。
ということは、電解質が水中でイオンになることに酸性やアルカリ性のもつ性質が関係してくるのね。
はるか
はるか
Haru_You
Haru_You
うん、酸性水溶液をつくる物質を酸といって、酸は電離すると必ず水素イオンHを生じるんだ。
塩化水素はHCl→H+Cl、硝酸がHNO3→H+NO3、たしかにそうだね。
Hを生じる物質のことを酸というってことか。
はるか
はるか
Haru_You
Haru_You
同様に、アルカリ性水溶液をつくる物質をアルカリといって、アルカリは電離すると必ず水酸化物イオンOHを生じるんだ。
水酸化ナトリウムがNaOH→Na+OH、アンモニア水がNH3+H2O→NH4++OH、だね。
OHを生じる物質がアルカリなんだね。
はるか
はるか
Haru_You
Haru_You
だから、電解質なのに中性の食塩水は、塩化ナトリウムが電離してもNaCl→Na+Clで水素イオンも水酸化物イオンも生じないから中性になるといえるね。
ということは、酸性が金属を溶かしたりアルカリ性がぬるぬるしたり、それぞれ指示薬の色が変化したりする、液性の共通点があるのは水素イオンと水酸化物イオンによるものなのかな。
はるか
はるか
Haru_You
Haru_You
その通りだね。
酸性の水溶液が持つ性質は、水素イオンによるものだし、アルカリ性の水溶液が持つ性質は、水酸化物イオンによるものなんだ。
ろ紙に酸性水溶液をしみこませて電圧をかけると、-極側に水素イオンHが移動する。
このとき、指示薬が酸性を示すのも-極側だけになるんだ。
+極に陰イオンが移動していくけど、その陰イオンは指示薬に作用しないんだね。
はるか
はるか
Haru_You
Haru_You
同じように、ろ紙にアルカリ性水溶液をしみこませて電圧をかけると、+極側に水酸化物イオンOHが移動して、+極側だけが指示薬がアルカリ性を示すんだ。
-極に移動する陽イオンもHじゃないから指示薬に作用しないんだね。
はるか
はるか

Point!

酸・アルカリとイオン

・酸性水溶液・アルカリ性水溶液はすべて電解質水溶液
・酸性水溶液をつくる酸は水中で電離すると必ず水素イオンHを生じる
・アルカリ性水溶液をつくるアルカリは水中で電離すると必ず水酸化物イオンOHを生じる

酸・アルカリとイオン 基本の確認プリント

酸・アルカリとイオン

次の単元

この次は「中和とイオン」について説明します。

中和とイオン

はるか
はるか